【ベトナム文化と習慣】#17 LỄ CÚNG GIAO THỪA:ベトナムの大晦日の礼拝

今回はベトナムの大晦日の礼拝について紹介させていただきます。
旧正月はベトナム人にとって一番大切な祝祭日となっています。良い年を迎えるために、ベトナム人は大晦日に礼拝する風習があります。
ベトナムの伝統的な風習では、大晦日の夜にどんな家庭でも2つのお供え物を準備します。1つは祭壇で先祖に供え、もう1つは庭で神様に供えます。
供えるものは5種類の果物のフルーツトレイ、お菓子、線香、花、キャンドル、キンマとビンロウジュ、塩、米、お茶、お酒、茹でた雄鶏、バインチュン、冥銭などがあります。
大晦日の夜に、家族の主がキャンドルを灯し、お酒とお茶を注ぎ、祭壇の前で礼拝します。
礼拝の言葉は紙に書いて読むことが出来ます。線香の火が消えた後、礼拝の言葉を書いた紙を供えた冥銭と一緒に燃やします。このような儀式は昔から続いてきたベトナムの風習です。
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