【ベトナム文化と習慣】#14 MÂM NGŨ QUẢ:テトに欠かせない5種類の果物のフルーツトレイ

今回はベトナムの旧正月に欠かせない「MÂM NGŨ QUẢ」について紹介させていただきます。
ベトナム人はテトの時「Mâm ngũ quả」と呼ばれる果実を祭壇に供えます。「豊作・富・長寿・健康・平和」を象徴する果物を供えるのが習わしです。
仏手柑という柑橘類の果物、スイカ、 バンレイシ、パパイヤ、グレープフルーツ、マンゴー、イチジク、パイナップルなどを用意します。北部と南部で祭壇に供える「Mâm ngũ quả」の種類は異なります。また、花やお菓子も一緒に並べます。
これから、ベトナムのテトで供える果物の意味について、一緒に見ていきましょう。
①仏手柑:仏の手で家族を守る
②ザボン:健康、興隆
③梨:成功、出世
④ミカン:成功
⑤ザクロ:子孫繁栄
⑥桃:事業の発展
⑦リンゴ:富貴
⑧ピタヤ:幸運、金運
⑨スイカ:幸運
⑩いちじく:充足、健康、金運
⑪パパイヤ:興隆、十分
⑫マンゴー:お金を使う
⑬トゲバンレイシ:お祈り
⑭バナナ:守る、集まる
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